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ネムリ虫 |
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「眠り」の役割
なぜ人は眠るのでしょう。昔から研究されてきたテーマですが、すべてを解明できているわけではないようです。かといって睡眠は人間にとって必要不可欠なもの。現在わかっている重要な役割をいくつかご紹介いたします。
休息・調整
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| 眠りの第一の役割は、大脳を管理することです。
大脳は睡眠中に休息するとともに、翌日の活動を正常におこなう指令を出すために機能を調整します。さらには大脳の休息を解いて活性化し覚醒の橋渡しをする大切な役目もあります。身体は静かに横になっていれば休まりますが、大脳は睡眠によってしか休息を得られません。人間は大脳に頼って生きているので、質のよい睡眠をとることは、質のよい人生を送ることと同義といっても過言ではないといえるでしょう。
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成長ホルモンの分泌
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| 成長ホルモンは子どもの骨や筋肉を大きく成長するために必要なものですが、実は大人にとっても重要なホルモンだといえます。
成長ホルモンは入眠後最初の約3時間に特に多く分泌され、脂肪やタンパク質・糖質・水分・ミネラルなどさまざまな代謝を促し、身体を常に一定の状態に保つはたらきがあるといわれています。成長ホルモンの分泌が不足すると、血管が詰まりやすくなったり、皮膚のコンディションが悪くなったりまします。
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免疫力の向上
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| たっぷり眠ることで風邪が回復した経験はみなさんあると思いますが、それは睡眠中に免疫力が高まるからです。免疫力が高まることで、病気を治そうとする自然治癒力も高まり体調は回復に近づきます。逆に睡眠不足のときは免疫力が低下しているので、菌に対する抵抗が弱まるため風邪などにかかりやすくなります。
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